>>885邪魔だと思ってたらお前の分のお菓子まで作ってないぞ。いや作ったの俺じゃないけど。野焼きかぁ。お疲れさん。[ 食堂のテーブルに着くミヒャエルに紅茶を淹れると、ユーリエがお菓子を差し出した。3人で静かに、窓の外を眺める。 ]雪かなぁ……空気がつめたいもんな。[ いつも1人で喋り続けているようなノトカーも、その夜は、どことなく静かだった。どこかで誰かが固く冷たくなっている夜――。* ]