すまん、助かった。[やはり人は頼るべき。適材適所という言葉が浮かんで、薄い笑みに、口の端を上げて返したら。ふっと息が零れた。]いや……色々と見込んでただけはあるなと思ってな。[学校の、寮の話題が出たからだろうか。ほんの一瞬、懐かしい記憶が過ぎって、微か瞑目した*]