[寝台からおりて対面するディークの表情は複雑に変化する。>>606>>607それに── く。と可笑しそうに笑った。船の模型を差し出したままに、]礼になるかはわかりませんが、俺のルームメイトは、俺よりこれを気にいっているようにみえたので。はい。[いいのか。と、問われても未練などないように至極あっさりと頷くばかりで、躊躇いの色は見えない。]