神父 ジムゾン

[“軽い準備運動”>>485
　“焦げたハンバーグ”>>489
　　“食事”>>490

記憶は自然に当時のことを引っ張りだしてくる。

ひとつ訂正したいのは、
食う量は人並みだと思うぞ？　多分！
今回みたいに食わなきゃいけない事態になった時は、
是が非でも残さず食いきるけど！

あ、でも、うん。
当時から甘味は結構食べたかな――
というのは否定できない。]


　　そんな黒猫は今頃、
　　船の中で所長手製の鶏ハンバーグ食ってるし、
　　時々今でも猫草は食う。>>489
　　

[返ってきたのは、“準備運動”ではなくて、
言葉と苦笑だった。
それは当時の雰囲気とは確かに違うものであったし、
『死んだ』と思われているのに生きていたということは、
何かがあったのだと、分からないはずもない。

此方も当時と比べれば、言動は変わっているはずだ。
それでも向かい合っていると、自分の言動には、
以前彼女が船にいた時の調子も過る。]