[それでも、] 先輩がこうして来てくれていれば、それだけで嬉しいです。[涙が落ち着けば、自然と笑顔が零れる。こちらからもそっと頬に唇を寄せ。] …………行きましょう。 先輩と色んなところに行きたいし、 いっぱい、話もしたい……。[未だ右腕は使えないけど。そっと、トールの手に左手を伸ばした。*]