まあ、…卒業までの月日は、案外短いもんだぜ。ずっといたいほど好きな場所ならさ。おまえさんは此処の良さ……最後までたっぷり味わって、記憶に焼き付けとけよ。[その時脳裏に浮かんだのは、この場にいるはずだった、いけすかないライバルのことだった…かもしれない]じゃーな、カレル。どっかで会えたら――――また。[ひぃらり手を振って、パーティの賑わいに紛れていった*]