あっ。[手作りのようだが、という声も聞こえたから動揺を覚えた。周りを見渡す視線>>780が止まって、ドキリとする]は、はい。粗末なものですけれど。[返されると、慌てて頭を下げた。そしてこの先輩にも用事があったことを思い出す。西寮訪問の許可は、パーティ前のお茶会で得られていたから。ここは思い切って]