[ >>845 お前は伸びすぎだ、と言われて、初めて
そうか自分の背が伸びたんだな、と気付き笑う。
そして同時に思い知らされる。
――今まで彼女の前で、自分がどれだけ子供だったか。
己の背丈に伸びしろがあることすら、気付いていなかったのだ。
彼女とかいないのか?という質問には、ありのまま。 ]
彼女はいるよ。
結婚か……まだ分からないけど。
呼んでもいいの…?
来てくれるなら、俺は嬉しいよ。
[ いつの間にかカサンドラの背を大きく超していても。
ノトカーはまだまだ、子供だった。
少なくともこの時点では。何もわかっていなかった――。* ]