― 士官学校退官後 ―
[帝国の軍事技術局員として、カサンドラ=レイヴンウッドの姿があった。
主戦派が権力を握るにつれ、局に回る金も人も増えてゆく。
新たなブレイクスルーの到達を目指すが故、身分よりも能力を選んで人を集めた結果。アカデミーをスキップで卒業した彼女も招集された。
初の女性局員として、カサンドラが入局することとなった。魔法銃の上をゆく、戦略兵器の開発がその任務となり、力を尽くすこととなる]
[その一方で。
公国もまた急速に科学技術が進歩していった。
そこに、情報部局長が直々にもたらすレポートの存在があるといわれている]