―>>490の後―[ふ、と息をつくと、倉庫となっている天幕をぐるりと眺め渡す。此処に潜り込んだのは、何も通信のためではない。今身を改めている『狼』と『猫』を待機中持て成す為の備品を取りに来たのだった]これ…か、これか。――ああ、あった。確か、教官達は二人とも甘いものがいける口だったな。