― 帝国前進拠点 斥候隊待機所 ―
[暫くそのまま、ぼんやりと待っていると部屋の扉が叩かれる。>>809]
あぁ、来ている。
中尉は……まだ、就寝中のようだがまぁ、戦闘直後だ。
起きるまで待つことに…
「 ――……中尉、ダーフィト中尉!!!
起きてください!!
あんたが呼んだんでしょう!?」
[丁寧に頭を下げてきた青年の起こし方は、予想の{5}倍位は豪快>>810>>811なものだった。
それ、大丈夫なのか?とか、ちょっと薬の量が多すぎではないか?とか、言いたいことは色々あったのだが、場の迫力に押されて口を出しそびれてしまう。]