― 帝国前進拠点 ―
[>>807珍しく――仕官時代であれば見ることもあっただろうが、
ある時を境にしてから見られなくなった様子に幾度か瞬いた。
その勢いに圧されたわけではないが、ウェルシュの言う事に一理を見出す。]
帳尻か…。
[それはいいなと思ったものの、
定時連絡もあり、やはり何かしらの一報は必要で。
後は自分の文章力に頼る他なかった。
謝罪にはいや、とかぶりを振って。]
いや……まぁ、出来る限り遅らせもしよう。
そのためにも次の作戦は成功させないとな。
[結局譲歩するとしたらそんな所だった。]