― トールの部屋の前 ―[>>820耳を澄ませつつ待っていると、足音が扉へと近づいてくる。……どうしてだろう、背筋がぴりぴりする。かちゃ、と開けられた扉と。トールの顔] ……借りてた本、を、 お返しに来たんですけど………。[上目遣いで言いながら、事態を悟る。彼に渡したもう一つのプレゼントを、目にするような時間帯……です] ………、…………。 ………読んじゃいました?[できるだけかわいらしく聞こえるように呟いて。にこっと笑ってみた]