反応せざるを得ない呼びかけをした、准将の作戦勝ちだったのかもしれません。[酷く口惜しそうに言った。負けた気分だ。いつかのように。…それも所詮、感傷が呼んだ錯覚だけれども]俺の代わりなんて、准将や少佐の代わりに比べたら幾らでもいますよ。まァ、じゃあ、勝手に礼を呟いておきます。[任務だとしても、命を助けられた事実には変わりなく。礼を言いたくなるのも仕方がないと、笑みを返す]