……アレク。[手紙には、確かに助言があった。一切、言い逃れの出来ない助言が。諦めたように溜息をつくと、心を決めて。まっすぐにアレクシスを見つめる。]俺は"養親"で、君はその"子"だ…。――だから、こう言う事を言うと…君は……[彼の立場は弱い。だからこそ、まるで自分の立場を利用しているようで、今まで言葉には出さずに来た。]