―嵐の砂浜―[>>739>>741 学院時代、暗器の類を使って見せたことは無く、なまじ知っている相手だけにタイガがフックロープを避けられなかったのは止むを得ないことだろう。重い鎧も彼の重心を上げ、絡め取るには好都合だった。彼の呟いた言葉に、口の端を上げるが、手を緩めることはしない。峰打ちだ安心しろ。] ばぁーっか。 今も昔も私はイイ女だよ、っと。[思いっきりガツンとかました後、濡れ鼠は可笑しそうに笑って言った。]