ありがとう――。[申し訳ないと心の中で謝りながら、手紙を受け取り。すっかり冷め切った紅茶をカップに注ぐ。]……コンラート殿から、ご招待を受けるなんて光栄だね。君も一緒にと書いてる――っ、ぐ…げほげほッ![丁寧な文字でつづられた文字を目で追い、喜色を浮かべるが。視線が追伸部分にたどり着けば、口内に含んだばかりの紅茶を吹き出しそうになり、堪えて切れずに噎せてしまった。]