[報告を一通り終えれば、堅い雰囲気を和らげ]ふぅ、疲れた、レナト……[小箱の中から、認識票をひとつとりだし、包帯の巻かれた腕でそれを握り開いて彼に見せる]報告ではいらないけど、同じ寮の友としてはきちんと伝えおくべきだと思って。[包帯の巻いた手を撫でて]せめてこれが、手向けになっていればいいけど。