[自分の隊は、いつでも出発できる状態で待機させてある。 作戦が失敗した時、 或いは奇襲部隊が大規模な追撃を受けた時、 すぐにでも援護に駆けつけられるように。 魔導兵器をこの目で見られないのは残念だけれども、 あまり、この拠点を手薄にするわけにもいかない。 必要なら連絡があるはずだ、と胸元の通信機に触れた。]