くっ……流石に、硬い。
[じわりじわりと迫る円陣を取った敵歩兵。
左右から矢を射るも、竜鱗の如く重なる盾に阻まれ崩すには至らない。
突き崩せぬうちに敵歩兵がこちらの歩兵を攻撃圏内に捉え、円陣を解除した敵歩兵がこちらの歩兵へと雪崩れ込んだ。
数にしておよそ3倍はあろうかと言う物量差。
飲み込まれた歩兵が奮戦するも、圧倒的な数に為す術無く次々と消えて行った]
なかなか、やるね。
これで私の手持ちは騎馬隊と弓兵隊か。
[数はほぼ同じくらいか。
ただ、固まられてしまうと弓矢があまり効果が無いため、突き崩すには騎馬に頼らざるを得ない]