[作戦を指揮する隊長を見て、口の端をほんのり上げる。 飄々としてなんでも軽やかにこなしていた"弟弟子" 彼の活躍は聞いていたし、実力も知っている。 きっと、奇襲作戦を成功させて帰って来るだろう。 カサンドラが開発したという魔導兵器もある。 きっとうまくいく。 出発する兵士たちを見送り、武運を祈る。 彼が、ソマリが"誰"を襲撃に行くのかは、知らぬまま。]