―帝国前進拠点―[近づく軍靴の音>>757に、双眸をそちらへ流す。ウェルシュの足取りはいつも通りで、先の戦闘の影響は、当て布を貼った頬くらいしか見られない]…ああ、一応。それに、のんびり寝ている訳にもいきませんから。[肩を竦めて余裕の振り。包帯も軍服の下に隠れているが、顔色の悪さだけは隠せていない]あー…… 俺もどうしたらいいかと思いましたよ…。[准将の件を言われれば、軽く困惑を吐く。この先、何度もあの件を周りから言われることになるのだろうか。頭が痛い]