[半歩後ろを歩く亜梨沙に、黙っていなきゃと呑み込んでいた筈の感情が、気づけばぽつぽつと言葉になって落ちていた。本当の願望は、叶ってしまったらきっと元には戻れないと思い、呑み込む事にしたのだが。それでもひっそりと落とした言葉に──想いに、後悔はなかった] 1人じゃなくて良かったって、そう思ってるよ。[上手く伝えられないけれど、それでも。1人になりたかったのかと謝罪を受ければ>>719、ゆるく、けれど確かに首を横に振った]