[ あれから一年ほど――…。世界情勢に合わせて、ノトカーの周囲も騒がしくなっていく。ただ、この西寮内は、とても静かだった。 ]本当に……ずっと、この寮に居られたら、どんなにいいか。世界中がシュヴァルベになってしまったらどんなによかったか……[ いつか友人と交わした言葉を反芻して。>>0:42今はただ、この静かな時間を大切に噛みしめるようにユーリエの頭を撫でた。* ]