人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


【見】 公国軍少尉 ステファン

―王太子・軍務大臣暗殺事件直後―

[軍務大臣の暗殺については、政敵であった外務大臣にも疑いの目は向けられた。
だが、外務大臣が荒事を嫌うことは知れ渡っていて、形式的な聴取をされるにとどまった]

『暗殺するくらいなら、拉致監禁して不眠不休で説得してやる』

[彼はそう語ったという。
ともあれ、負傷した護衛官、ベリアンを病院に見舞うことができたのは、父の嫌疑が晴れてからになった]

本当は、言うべきではないのかも知れませんけれど。
……生きていてくれて、よかった。

[誰も聞いていないことを確かめて、こっそりと告げた。
彼が護衛の任務を全うできなかったことを考えれば、単純に喜ぶわけにはいかないのだ]

……契約、は。

[自分に何ができるわけでもないのに。
ただ、気がかりで、問うた]

(768) 2013/06/14(Fri) 23:41:03

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