[ 食堂内に誰もいないことを確認してから、隣のユーリエの髪をそっと撫でて額に口づける。次期西寮長として風紀には気を付けなければと思いつつ二人きりになれば出来るだけ寄り添うようにしていた。 ]…ユーリエは、ヴィンセントと一緒に?そっか………あんまり柄じゃないけど、手紙書くよ。[ 泣き出しそうな彼女の髪を撫でてよしよしと慰める。どことなく、なつかしい感触だった。ヴィンセントの妹であるユーリエに、手作りのチョコレートを貰ったのはいつの話だったか―…>>344 ]