人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

[ 逃げにかかっていた船が、突然有り得ない急接近をかまして来た事で、既に狙撃の必要があるのか疑問なほど混乱している敵艦の操舵室の窓に、それでも男は請け負った通りに弾丸を撃ち込んだ ]

のあっ!

[ その弾丸が齎した結果を見る前に、恐ろしい急反転の余波を食って素っ転び、強かに腰を打つ羽目になったのだが、それに関する文句は『『自業自得です!』』という、副長初め士官達の多重唱に封殺された ]

やれやれ、お前に付き合うと俺はどんどん馬鹿になってく気がするぞ、トーリア。

[ 結局帰り着くまで、ライフルを杖代わりにするしかなくなった男は、そうぼやいたが、付き合わせた操舵士本人は、誰に文句を言われても、全く意に介さぬ風で。
だから、男が彼女を暴れ馬と評するのも、無理は無い話、なのだ** ]

(753) 2015/11/06(Fri) 03:02:50

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