― 傭兵部隊にて ―
トーリア…お前、無茶振り>>442にも程ってもんがあるぞ。
[ 彼女に戦闘中に「艦長」と声をかけられて、大人しい話だった試しはないが、それにしても今回は酷かった。
確かに男はライフルの腕には自信がある。そして今預かる艦は、ガトリング砲は積んでいなかったから、有効な武器は、あとは手間のかかる大砲だけで、撤退には向かない…とはいえ…とはいえ、だ ]
甲板触れるまで近付いても、操舵室は射程ぎりぎりだ。その中に居る人間を艦上からピンポイントで狙える奴がいたら、それは化けもんだ。
[ しかも、狙うなら少なくともこちらは殆ど隠れる場所を選べない ]