人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

 然し、本当に面白い拾い物をした。

 兼ねてよりスルジエ卿は目障りな存在。
 暴徒共に良い顔をしながらも、王国に媚び諂う。

 貴族とは恵みに動く風見鶏の様な物だ。風見鶏結構。
 だが、薄汚い蝙蝠となると私は嫌いなのだ。


[事実、古の民ルディへ告げた言葉に、偽りは一切無かった。

唯、元々スルジエ領主をこの騒乱の機会に叩く事は、男の規定路線であり。
そこに、王府に反旗を翻す公算の高いウェントス族に対して、ここで恩義を売れる上、上手くいけば今後にも影響が期待できるかも知れない、という、幸運な『拾い物』により、ますますスルジエ領主を追い詰める意志を固めてしまった。というだけで]

(746) 2015/03/10(Tue) 02:15:45

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