人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

― シュビト市街 港付近 ―

[青年、ルディと別れた後、男は私兵達の招集を掛け出した。既に市街の喧騒が収まっている。予想以上に迅速に、騒乱が収束していたのだ]

 …血の臭いもなければ、想像以上の怪我人もいないときた。
 これは、言葉を以って王府軍の先遣を制しでもしたのかな。
 面白い。

 だが今は彼らも私と会う余裕は無い事だろうな。

 … … …。

 全隊に告ぐ! これより我々はアレイゼル領へ帰還する!
 際し、五十人は此処シュビトにて引き続き任務を続行。
 薄汚い蝙蝠臭い動きを晒していた、スルジエの動きを綿密に洗い出せ。

 他百人は、港に用意した船で先にアレイゼルへと渡る。

[民衆の避難誘導、学徒の中核人物、放棄した武装の管理。それらの任務を実行していた私兵達が、更新された任務に、港へと集まる。
五十人はこの街に留まり、スルジエが何をしていたかを調べだす事になる]

(745) 2015/03/10(Tue) 02:14:00

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