人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― 翌朝・温泉宿 ―

この辺りでは、乳牛を飼うのは難しいから、牛乳がまず手に入らない。そして砂糖も上質のものは希少で値段も高い。

[ だから作る事の出来るプリンもどきはこれが限度だろう、と説明して、カナンの顔を見る ]

リリ大使。
君は、外の世界の文明が、この国の生活を向上させると言った。

だが、新しいものを作るためには基本的な資源が要る。

君たちが子供の菓子に使う砂糖が、この国では高嶺の花であるように。
それらをこの国に、売りつければ、暴利をむさぼることもできる...そう考える者もいるだろう。

[ 男の語るのは商人の倫理 ]

それを国単位で、行おうとする国が入り込めば、ナミュールは戦争とは別の意味で破壊される。

[ 外敵とは、武力をもって攻め寄せるものだけではないのだ、と、そう言って ]

(744) 2015/03/10(Tue) 02:13:39

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