[髪の色が、記憶と異なるような気がしたけれど。目をこらすことは、もうできなかった。身の内へと撃ち込まれた光が、内側から目を灼いて……何も見えなくなったから]………っ、[胸を押さえて崩れ落ちながら。反撃する力が残っていないことに、どこか安堵してしまう自分は、やはり軍人に向いていないのかも知れないと思った*]