[だからこそ…ここでの選択も一つで
『はっ!見かけ倒しの装飾だらけの椅子に座り、剣を握ったこともないものが起こす戦争?兵の痛みも血の味も知らずただ口を出す為政者の戦争が?理性的だと?』
言葉が浮かぶは、誰の…儂の言葉だろうか?それも霞がかかったように消えていき]
おう!信念を曲げたくねーなら意地の一つや二つも張ってみな!
[ごおと鋭い風斬り音をたてながら、薙ぎ払われる六角棒を避けるエーヴァルトを追うように、右に態勢を変えながら六角棒を床に叩きつける。床を陥没させながらも何事もなく六角棒を反動で跳ね上げたところで]