――――。僕らはまだ若いし、僕らの力はまだ小さい。今の世の中に対してできることがどれだけあるのかは、わからない。でも、忘れないで欲しい。この学校で学んだことを。この学校で、この土地で、出会った人々のことを。僕らのみんながそうすればきっと、未来は良いものになる筈だよ。どうか、元気で。[話を終えると、生徒会長ステファン・トライバーは、下級生に握手を求めた]