―回想:士官学校の頃・寮にて―[隣室を夜半の通路と勘違いしている褐色の隣人は、今日も合図で、窓の鍵を催促する>>1:951]んじゃおまえさん帰ったら砲撃しといて。辞書を腹に落としたらきっと効くぜ。法務辞典がオススメ。[小声で冗談を投げ。次いで、立てた人差し指を口元に当てる。カークおやすみ中。の合図だ。身軽に部屋に侵入してきた来訪者からノートを受け取って、伝言を約すよう頷く]