巻き込めなきゃ、夢を願う資格がなかった――ってこった。[この場に居ない誰かさんを値踏みするような口調で言い捨てる]だから――… おまえがどうあれ、いずれおまえも巻き込みたいもんだぁな。[戯言めいた調子の侭、琥珀の奥にちらりと垣間見せる本音]おまえ一人、その気にさせられねぇんなら。姫さんも、…俺も。それまでの奴だったってことだしよ。