[そういえば
あんた『一本』 って言ってたじゃないか。どこがだ。
そんなことをちらっと思ったりも。
ここまで、と言われながら続けようとした自分の事はこの際、棚に上げ]
[何かに体を持ち上げられれば、その従者の手を掴んで請う]
すみません
かえる。 ここから へやまで
みち案内を 頼
[このままお連れします、という声はほとんど聞いておらず。
その前に湯を使うべきか、こんな蜘蛛の巣やら草まみれの格好で帰って、コンラートが心配する… 等
担架で運ばれる揺れに吐きそうになりながら考えていた]