人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


息女 アイリ

[労いの言葉を聞けば、部屋を辞す頃合いだとすっと立ち上がり>>711]

 この度は、おもてなしまで戴き、勿体のう存じます。
 どれも美味しく戴きました。

[主が茶や菓子に手をつけるのを見届けてから、供されたそれらは味わっていた。
どれも、上品で抑制のきいた甘味に仕上がっていた。薄めた血を口にすることには、すっかり慣れてきている]

[常の挙動を思い出しつつあった従僕は、普段の訓練の賜物を発揮し、隙のない丁重さで扉を押さえる]


 ――…『何か』、が。もし、形にならない時であっても。
 また、拝謁をお赦し戴けますか?
 マスター・アハド。

[戸口に立って最後、彼を振り返り、微かに揺らぐ声をそっと押し出す**]

(727) 2014/05/08(Thu) 02:47:15

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