[受け取ったペンで自分の指先をつつき、血を含ませた。それで、書状>>608の下に文言を書き加える。 『貴殿の養い子には大いに見込みがある。 この先を行く力を十分に持っていると認める。』その言葉と血文字のサインだけでなにが起きたかは察するだろう。書状をディークの懐に差して立ち上がる。心得た従者が2人、ディークを担架に乗せた。] 己の力を己のものとしろ。 それがおまえとおまえの大事なものを守る。[祝福がわり、そんな言葉を送った。]**