このシュビトに立て籠もって迎え撃つことも考えた。 だが、おそらく無理だ。持ちこたえられない。 巫女姫が来ていると知れば、街の誰かが門を開くだろう。 ここに踏みとどまっていたら、 俺たちが熾した革命の火は、踏み潰される。[集まった主要メンバーらの顔を見回し、彼らが状況を理解したのか確認する。そうして、決意を込めて宣を成した。] だから、街を出る。[再びのざわつきが収まるのを、しばらく待った。]