……毎度、申し訳ありません。副寮長もお疲れでしょうに。[なんとか寝かせると、恐縮したように頭を下げる。最高学年である8年生は、それなりに授業のカリキュラムも詰まっている。役職づきであれば余計に多忙だろう。ダーフィトとディークは親しい仲だ。そのような関係も交流の一環であったのだろうが、ルームメイトの自分は、なんとなく、申し訳ないような気がしてならなかった]