―第三艦隊 水雷艇―[アイグル少佐の乗船する巡洋艦から、援護の主砲が放たれた。回避行動>>679により敵の副砲が一瞬止む。] 『取舵!』[その隙を突くように、一隻の水雷艇が大きく舵を切る。舳先から伸ばした水雷を掲げ、敵巡洋艦の船尾目掛けて突撃した。他の艇も続こうとしたものの――再開した副砲の砲撃に阻まれる。甲板では舌打ちの音が響いた。]