[合図のノックに窓を開けると、ディークの代わりに褐色の隣人が顔を覗かせている日もあった>>673]先輩、まァた爆睡してんの?しょーがねェなァ。どーーぞ。[そんな時は通り賃として、夜食のチョコレートを押し付けた。ディークに渡した夜食が、ベリアンにも流れているのは知っている。今日は交換がなかったから、その代わりとでも言うように]なァに? この部屋通りたいんでショ。[隣人はどんな顔をしていただろう。拒否しても気にせずからかって、物静かな隣人の荷物を増やした*]