[互いに夜食を頬張りながら、日常の他愛の無い話を重ねる。どれも、翌日振り返ってみれば仔細を言えないささやかなものだ。話している時間が楽しかったのだと思う。一緒に過ごす時間が大切だったのだと思う。時折、カークも会話に混じる。シロウ教官がもふーずに餌付けする時の蕩けた顔を真似し、「似てる?」とおどけてみせると、2人の笑い声が返ってきた]