[ひょいと紙包みを放り投げて。空いた手をそのまままっすぐ、掌を上にして差し出す]交換。代わりにアレください。先輩んち特製の、美味いやつ。[ディーク家の焼き菓子は店売りとは違う素朴な優しい味で、幾度か交換に貰っているうちに、すっかり好物になっていた]