[今日したことといえば、そう―――“占い師”と告げたこと。そこに、カタリナにあんな顔をさせた鍵が眠っているのだろうか。ならば、占えば分かるのだろうか。だが今日はディーターを占うと決めたわけで。たまりつつあるもやもやを、ため息で吹き飛ばそうとした]……なんでもない。リーザのところ行ってくる。じゃーね。[談話室でのリーザとペーターの様子を見ていたクララは、迷わず先に、ペーターの部屋をノックしたのだった*]