[嬉々として注文し、運ばれて来たものは..
一つの山だった。
見ているだけで胃もたれしてくる。いや見ずとも臭いでノックダウンしそうである。
まさに、山。黒い山。心なしかかかっているシロップが雪のようにも見えてくる。
そこに山があれば登るような人でさえ、きっとこの山には手を着けないだろう。
そもそも食べ物なのだが。
そしてどうしてか、ギャグのつもりなのか、グサッと素人がふざけちゃいましたよね?と聞きたくなる刺さり方をしている...バナナ。
なんで?えっなんで?と思わず言葉が漏れるだろう。
怖い。ガルー騒動とはジャンルが違うが、とても怖い。スプーン刺したくない。]