………俺ね、
親父から、食べ物は絶対残すな、
無駄にするな吐いても食え、って言われてるんだわ。
……さぁて、挑みますか。
[ここで食べきれない分は持ち帰りつつ――などと、当初から若干弱気になったりも、する。
これね、正直言って、ドロイドの大群相手にして銃撃戦する方がよっぽど楽だ。
引きつった表情を浮かべつつ、手にするのはエネルギー銃ならぬ、フォークとスプーン。]
俺、このパフェ食い終わったら、
ちょっと、展望エリアに星見に行くんだー…
[死亡フラグなのかなんだかよく分からない譫言を呟きつつ、
まずはさくりと一口、目の前の山をつつく。
さて、はたしてセンセイは――あるいは、その場にいるとしたらクレステッドさんは、どのような顔をしていたか。
胸やけを抑えつつ、しばらくは死んだかおで甘味をつつきながら、やがて顔を上げて。
なんだか、こう…
あまりにもあまりな、冗談めいた光景に、
果たされるとは思っていなかった約束に、もうずっと前に交わしたようにも思えるそれが、いまここにあることに、
――わらった。]*