人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


未谷 玲緒 エレオノーレ

 ─ 道中 ─

[亜梨沙からの了承の返事はあっただろうか。
それ次第で目的地は変わるが、それでも陽が沈んだ京の町を歩く事は変らない]

 今更だけど、随分今日は一緒にいるね。

[並んで歩いていたかどうかは判らないけれど、それでも傍にいるのは事実。

“友達になって”
出会った日、そう告げて手を伸ばしたのは、自分から。
それを許してくれなかったのは、自分の祖父。亜梨沙も家からきっと何か言われたのだろうけれど。

そんな風に許されなかった距離を、今日は随分と許されている気がした。
だからそれが嬉しくて、緩んだ感情のままに表情を綻ばせた]

(691) 2014/10/21(Tue) 16:29:19

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby