…………。[扉を開けてすぐに感じた不快さに、へにゃり、と眉が落ちた。室内の様子は遮られていて見通せないが、飛び交うノイズの一つである怨嗟の声が、より大きくなったような心地がする]……面白がって、だというなら、そうっとうに、趣味が悪いですね。いや……こういったものを、力と成せる存在がいる……とでも見るべきでしょうか。[そんな事を呟いて、ふる、と首を横に振る。それ、実在したら悪趣味通り越して……などと思いつつ、魔導書を抱える手に力を込めた。*]